WSL2上のVS CodeでMCPサーバー

WSL2上でVS Codeの環境構成

【WSL / WSL2】VSCode×WSLでWindows上にLinux開発環境を構築 に記載の通り、VS Codeに拡張機能をインストールする。自分の場合は、

  • Remote Development

をインストールした。これにより、4個ほどの拡張機能がインストールされる。

VS Codeの設定

WSL2 の VS Code で GitHub MCP Server (github-mcp-server) を動かしてみた にあるように、設定画面を開き、「Remote [WSL: xxxxxxx]」タブを開く。

「mcp」を検索すると、settings.jsonファイルを開けるので開く。

今回試すのは、VS Code の設定から MCPサーバーを追加して GitHub Copilot agent mode で利用してみる(安定版でも利用可能に)に掲載されている、ローカルファイルを編集するためのMCPサーバー。

事前に npm コマンドをインストールしておくこと。

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sudo apt install npm
sudo npm install -g n
sudo n stable

なお、Ubuntu22系にインストールされるNPMでは古すぎたので、 n を使って、最新版のnpmをインストールしている。ご自身の環境に合わせて実行してほしい。

さて、settings.jsonにはもともとmcp-server-timeがあったはずだが、その下に、以下を追記する。

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"filesystem": {
"command": "npx",
"args": [
"-y",
"@modelcontextprotocol/server-filesystem",
"tmp"
],
}

パスを渡している tmp の箇所は適宜自身の環境に合わせて書き換えてほしい。今回は、VS Codeを開いたプロジェクトディレクトリ以下に tmp というディレクトリを掘って作成するようになる。

あとは、VS Code の設定から MCPサーバーを追加して GitHub Copilot agent mode で利用してみる(安定版でも利用可能に)にある通り、Copilotなり、任意のAIエージェントから操作すればよい。

例えば、

  • 「フォルダは何?」
  • 「npxの概要を記載し、/home//tmp以下に保存して」

などとエージェントに依頼すると適宜返事をくれたり、ファイルを作成したりしてくれる。

参考文献

  1. 【WSL / WSL2】VSCode×WSLでWindows上にLinux開発環境を構築 URL: https://qiita.com/_masa_u/items/d3c1fa7898b0783bc3ed
  2. WSL2 の VS Code で GitHub MCP Server (github-mcp-server) を動かしてみた URL: https://techblog.ap-com.co.jp/entry/2025/04/07/190000
  3. VS Code の設定から MCPサーバーを追加して GitHub Copilot agent mode で利用してみる(安定版でも利用可能に) URL: https://qiita.com/youtoy/items/adfeedeedf1309f194ce
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